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アリス、アリス、アリス。 - Mademoiselle Loulou*

アリス、アリス、アリス。

2009年01月07日 15:13

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◆少女アリス/沢渡朔
 『不思議の国のアリス』をテーマに1人の美しい少女を追った、幻想的でロマンティックで蠱惑的な写真集。チュールレースに包まれたアリス、少女人形にキスするアリス、オークリーコートのビクトリア朝屋敷に佇むアリス。何もかも美しく魅了される。1973年の初版から絶版と復刊を繰り返し、おそらく最後の復刊ではないかと思われる、2006年の完全版もすでに品切れ状態です。本書は1991年のもの。


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◆シュヴァンクマイエルの不思議の国のアリス/ヤン・シュヴァンクマイエル
 「アリス史上、最もグロテスクな『ワンダーランド』絵本」という冠の通り、シュヴァンマイエル独特のグロテスクワールドが繰り広げられています。グロテスクながらも、どこかとぼけた雰囲気が妙にキュートでたまりません。一度ハマると抜け出せなくなりそうです。


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◆金子國義の不思議の国のアリス/金子國義
 挿絵、訳共に金子國義が手がけた、贅沢な「不思議の国のアリス」。水色アイシャドーにルージュをひいた唇。赤の縁取りがオシャレなエプロンにはボーダータイツを合わせて。なんともおしゃまでおしゃれな小悪魔的可愛いさを持つアリスに目を奪われます。ちょこちょこ登場する栗鼠たち(リスつながりだから?)にも注目!細部にまでこだわって作られており、他には無い、金子氏ならではのワンダーランドに魅了されましょう。


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その他のアリス本たち。



◆アリスランド/高柳誠
 「浮遊していることが、アリスランドの第一の存在原理なのだ」――想像宇宙に見せかけの浮遊をしているという、アリスランド。「存在原理」、「大きさ・位置」、「建国/書斎」、「鏡/青空」、「女王アリス」、「植物・動物」、「顔面交換日」、「木馬」、「人力飛行機」、「少年狩り」、「少女/人形」、「色彩」などからなる、散文詩集。装丁は柄澤斎によるもの。

◆アリスの絵本・・・アリスの不思議な世界
 これぞアリスマニア、必携本。恐ろしいほどの濃さに吃驚。野中ユリ、瀧口修造、四谷シモン、植草甚一、建石修志、横尾龍彦、藤野級井、 谷川晃一、ペーター・クリッチ等、錚々たるアーティストによる【アリス狩りのためのアリス画廊】を堪能したら、次は【アリス狩りのためのアリス工房】へ。
・吉岡実「アリス狩り」 、瀧口修造「手遅れナンセンス!」 、
・田村隆一「卵が割れたら」、 谷川俊太郎「私の家への道順の推敲」、
・澁澤龍彦「アリス あるいはナルシシストの心のレンズ」、
・塚本邦雄「眞晝の月光」、日影丈吉「車道のアリス」、
・堀内誠一「アリスの密室・のびちぢみする鉄の処女」、
・天沢退二郎「アリス」、 森茉莉「私の中のアリスの世界」、
・四谷シモン「鑿と少女」、、、。
 その他、【アリス言語学】、【アリス詩抄】、【アリス肖像考】、【アリス幻獣辞典】、などなど、息をつく暇さえないほど。

◆「不思議の国のアリス展」図録
 1993年に開催された展覧会「不思議の国のアリス」展の図録なのですが、とにかく充実しています。版権消滅後、多くの画家が描いてきた独自のアリスがこれでもかと集められ、さらには、ルイーズ・スティムソンのジオラマ、アリス映画、アリス切手、アリス広告、アリスゲーム、アリス幻燈スライド、各国版の不思議の国のアリス(チェコ語版のアリスがレトロ可愛いかった。)などなどありとあらゆるアリスコレクションが楽しめるのです。

◆ヴィクトリア朝のアリスたち(ルイス・キャロル写真集)/ 高橋康也
 「暗室のなかのアリスたち―キャロル・少女・写真」、「十九世紀写真史のなかのキャロル―キャロルと写真の関係について私の知っている二、三のこと」、「アリスと反アリスたち―ヴィクトリア朝の光と影」。高橋康也氏によるキャロルの少女写真論、ときたら読まずにはいられません。もちろんキャロルによる少女写真もたくさん収められています。物憂い表情の少女たち。とりわけキャロルのお気に入りだった少女、クシーことアレクサンドラ・キッチンの写真が素晴らしいです。「いい写真をとりたければ、クシーをカメラの前に置きさえすればいい。」とキャロルに言わしめただけあります。


◆ラッカムの不思議の国のアリス/アーサー・ラッカム
 本家ジョン・テニエルにつぐ人気と言われる、アーサー・ラッカムのアリス。五分袖、ピンクローズ柄ワンピースに黒タイツがとてもガーリーで可愛いです! テニエルのアリスよりも上品な感じでしょうか?繊細な線と綺麗な色使いはラッカムならでは。表紙を開けば、叙情的ワンダーランドが広がっています。不思議の国のあのユニークキャラクターたちも魅力たっぷりに描かれています。


◆高級少女文芸誌・アリスの国
 「高級少女文芸誌」、この副題に全てが表されていると言ってもよいかもしれません。集められた執筆人を御覧ください。ああなるほど、と思っていただけるのではないかと。
「風邪をひいたアリス」(松本隆:文 大島弓子:絵)、「雪のしあわせ」(坂田靖子)、「Miss Broomのお引越し」(めるへんめーかー)、「絵本・少年アリス」(長野まゆみ)、「ゆるい眠り」(江國香織)、「Osamu Good's Heaven」(原田治)、「指輪」(松本小雪)、「迷宮のオブジェ」(小林麻美)、「アナザー・デイ」(川村真澄)、「ボクの憂鬱」(堀田あけみ)、「Spirits」(きたのじゅんこ)。

◆Lewis Carroll's Classic Photos of Children
 ルイス・キャロルの少女写真を集めた写真集は割りとありますが、本書はちょっと珍しいタイプ。ページ自体がポストカードになっていて、1ページにつき4枚のカードが切り取れるようになっているという、ナイスアイディアな一冊です!クシー・キッチン、アリス・リデル、お気に入りの少女のカードはもったいなくて使えそうもありません。

◆少年アリスセット/長野まゆみ
 睡蓮の開く音がする月夜、アリスは、友人の蜜蜂に誘われて夜の理科室に忍び込み―。少年版不思議の国のアリス。そのサイドストーリー『少年アリス、三月うさぎのお茶会へ行く』との2冊セット。ちなみにこちらは「ニッケル月」が輝く夜に展開していきます。


Livre、の「アリスの本」に只今準備中。


コメント

  1. g0316 | URL | zbT7meO.

    アリスって、色々な所で見るにつけ
    ものすごいキャラクターなんだなぁ!って
    改めて思うよね!
    こんなに想像力をかきたてられる対象って
    無いよね!
    話は違うのだけれど(笑)オーロラ姫が寝ている
    カットあるじゃない!ブロンドの髪が流れるような
    感じで王冠付けたまま眠っているシーン・・・
    あれがね、すごく好きなの^^
    クシーことアレクサンドラ・キッチン・・・見てみたいなぁ!

  2. Machidori | URL | -

    ローランサンやダリもアリスを描いているし、
    かーなりアリスはこの世に影響を及ぼしていると思われます!
    はっそういえば、以前見つけたアリスモチーフのスカートがねえ、
    すごく可愛くて、その時は結局買わなかったんだけど、
    今また、やっぱり買っちゃおうかなと思ってるんだよねえ。

    オーロラ姫!デュラックのかしら?
    ブロンドの流れる髪の女性といえば、ウォーターハウスとか
    あそこらへんも良いよね!さらに流れるといえば、
    ミレイのオフィーリアも良いよね!

    クシーは、確かアリスの部屋カテゴリーに何枚かアップしていたですよ。
    よければクリックしてみてみてね〜。

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