2009年11月23日 12:25
昨日の博物館の卵は、デロール好きでコーネル好きな人のブログ/サイト探しの折に発見した、Curious Expeditionsさんの所から拝借したのですが、訪れた時に感じた「あれ?前にもここ来たことあったっけ、私?」という既視感を持った理由が分かりました。玉青さんのブログ(天文古玩)から飛んでいったことがあったのでした。いや〜そっか、そうだよね。理系関係の情報は玉青さんのところからガシガシ入ってきているのだから至極当たり前でした。ところで、今、理系、と書きましたが、そこのところをちょっと最近考えなおしてみたりしており、続・驚異の部屋百態にて玉青さんが仰った、
「省みると、天文趣味、理科室趣味、ヴンダーカンマー趣味は、相互に重なりつつも、少しずつポイントがずれているので、3者を等しく追求することは(モノを買うのでも、知識を得るのでも)、かなり大変な作業だということが近頃分かってきました。最近の疲労の根本原因はそこかな…と思います。 」
という部分でふと思ったのですが、私は自分自身を理系アンティーク好きだと思っていたけれど、もしかしたらヴンダーカンマー好きって言いきってもいいのじゃないのかなあ、と。よく考えたら理科まわりだけじゃなくて、博物まわり全般、医学まわり、宗教系オブジェ、シュールなもの、奇妙なもの、大好き。でもそんなにグロテスク趣味に走らず、ちょっと甘めな感じが良いかな。ヴンダー・カンマー、Cabinet de Curiosite、驚異の部屋。
「驚異の部屋(きょういのへや)は、15世紀から18世紀にかけてヨーロッパで作られていた、様々な珍品を集めた博物陳列室である。ドイツ語のWunderkammer(ヴンダーカンマー)の訳語で、「不思議の部屋」とも訳される。ドイツ語ではKunstkammer(クンストカンマー)とも。15世紀イタリアの諸侯や有力貴族の間で作られたことに始まり、16世紀にはドイツ語圏に伝わって、王侯貴族だけでなく学者や文人の間でも作られるようになった。自然物も人工物も珍しいものなら分野を隔てず一所に取り集められるのが特徴で、その収集対象も、珊瑚や石英を加工したアクセサリーや、アルチンボルドを始めとする奇想を描いた絵画、(しばしば架空の)動植物の標本やミイラ、巨大な巻貝、オウムガイで作った杯、ダチョウの卵、イッカクの角(ユニコーンの角だと思われていた)、象牙細工、ミニチュア細工、錬金術の文献、異国の武具、数学や医学用の道具、天球儀や地球儀、オートマタ、東洋の陶磁器、聖遺物やアンティークなど多岐にわたる。科学・分類学の発達と市民社会の台頭などにより18世紀半ばに廃れていったが、そのコレクションの幾つかは今日の博物館の前身となった。大英博物館もハンス・スローン卿のヴンダーカンマーの収集物を基にして作られたものである。」(Wikipediaより)
でも、香水壜、白粉箱、アンティークメルスリー、スミレに薔薇、猫モチーフ、リスモチーフ、アンティークレースとかロマンティックなものも好きだし、メルヘンチックなものも、モードも好きなんだよね。どちらか一方だけに集中できたらすっぱりと気持ちよいと思うのだけれど、どちらも大好きなので本当に困ります。時に、自分の中でこれらが消化不良をおこして精神的に何だかとても気持ち悪くなることがあったのですが、そこに現れたのがJoseph Cornell。コーネルの箱は驚異の部屋でありつつ、アンティークソーイングが入った箱もあるし、赤ずきんだっているし、バレリーナだっている。というわけで、何が言いたいかと言うと、コーネル大好き!ということになってしまいました。そいでもって、Le Cabinet de Monsieur Cornellカテゴリは、リニューアルオープン後はディープな感じに突き進んでいきます。

